日本GPで優勝したセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が、残り3戦すべてで優勝を狙っていくと語った。
鈴鹿で開催された日本GPに優勝したことで、ランキング首位にいるチームメート、マーク・ウェバーとのポイント差を14にまで縮めたベッテル。しかし、いまだにウェバーが有利であることを認めている。
「もちろん、14ポイントのリードはアドバンテージになるよ」
「もしまた彼が勝てば、僕たち全員が難しい状況に追い込まれる」
「でも、何が起きるか分からないよ」とベッテルは『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』へ語った。
ベッテルは、圧倒的な強さを見せて優勝した日本GPで自信を深めたようだ。
「偉そうに聞こえてもらいたくないけれど、僕は常にマークを支配下に置いていた」
「常に彼が見えていたよ。彼は1秒か、2秒、もしくは3秒後ろにいたんだ。彼が少し近づくたびに、僕はもう少しアクセルを踏み込んだ」
「いい感じだよ。もし僕が次の3レースで勝てば、すべてがいい方向に向かうから、それが僕の目標だよ」
ベッテルが語るように、もしベッテルが残り3レースすべてで優勝した場合、ウェバーの順位に関係なくベッテルがチャンピオンになる。