マクラーレンのルイス・ハミルトンが、日本GPを前にした心境を語った。
ルイス・ハミルトン
「僕のF1キャリアでは、初めの2回の日本GPは富士スピードウェイで開催された。素晴らしいサーキットだったけど、去年に初めて鈴鹿へ行ったとき、世界最高峰のサーキットであることが分かった」
「真のドライバーズ・サーキットだよ。全力で挑んで、正確な走りをしなければいいタイムは出せない。それに、ミスの余地もないんだ。舗装されたランオフエリアが少ないし、バリアがかなり近いから、ミスをすることで大きくタイムを失ってしまう」
「いろいろな歴史がつまった場所でもある。初めて行くまでは、セナやプロストが激しく戦った場所という印象が強かった。でも、それはテレビの画面で見ただけのものだったんだ。実際に初めてコースを歩いて、このスポーツの中でも偉大な2人が実際にやり合った、まさにその路面の上に立っているのは、とても興奮する瞬間だった」
「僕は、鈴鹿でやり残したことがある。去年は全力を尽くしていたけど、クルマに速さが足りなかった。今年も全力で戦っていくよ。タイトルへの望みをつなげるには、いい成績を残す必要があるし、金曜(8日)の午前中に初めてコックピットにおさまったときから、100%集中していく」
「ちゅうちょしている場合ではない。攻めの姿勢でいくべきときなんだ」