8日(金)、ついに鈴鹿サーキットで開幕した日本GP。昨年にクラッシュが相次いだデグナーで、早くもルイス・ハミルトン(マクラーレン)がクラッシュ第1号になった。
10時にフリー走行1回目が始まると、セッション序盤には小林可夢偉(ザウバー)がトップタイムを記録する場面もあった。しかし、トップチームが走行を始めると、ハミルトンがトップタイムを更新した。
その後もハミルトンはタイムを更新しながら走行したが、第1セクターで全体のベストタイムを記録した直後、デグナーでクラッシュ。ハミルトンはデグナー1つ目の出口にある縁石で少し跳ね、2つ目を曲がりきれずにタイヤバリアに接触していた。
このクラッシュにより、ハミルトンは左フロントのサスペンションを大きく壊し、その場でクルマを降りた。
その後、セッション終盤には、ハミルトンのチームメートであるジェンソン・バトンも同じ場所で、同じような形でコースオフ。しかし、バトンはクラッシュを免れ、無事にピットまで戻っていた。
昨年にクラッシュが相次ぎ、「魔のコーナー」になっていたデグナー。今年もこのコーナーに注目が集まりそうだ。