フランスで開催されているパリ・モーターショーで、フェラーリの親会社フィアットがフェラーリの株式売却を検討中だとのうわさが飛び交っている。
イタリアの『Corriere della Sera(コリエーレ・デラ・セラ)』が、フィアットはクライスラーの株式保有率を51%まで引き上げることを希望している可能性があると報じたことで、このうわさが一気に広がった。
フィアットは現在、フェラーリの株式85%を保有しているが、これを51%にまで引き下げるとのうわさを否定した。フィアットのほか、アブダビの投資会社ムダバラがフェラーリの主要株主になっている。
マラネロを拠点にする高級スポーツカーメーカーのフェラーリには、30億ドル(約2,496億円)以上の価値があるとされている。