ザウバーの小林可夢偉は、シンガポールGPをリタイアした。
小林可夢偉
「完全に僕のミスです。ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)を抜いた後、ポイントを獲得するためにかなり攻めないといけないことは分かっていました。ただ、タイヤがもうダメになっていたんです」
「あのコーナーで判断ミスをしてしまい、バリアにクラッシュしました。その後にはブルーノ・セナ(ヒスパニア・レーシング)が僕のクルマにクラッシュしてきました。ダメージはかなりひどかったですね」
「スタートは激しい接近戦で、ビタリー・ペトロフ(ルノー)にポジションを奪われました。マーク・ウェバー(レッドブル)に対しては、僕にチャンスはなかったですね。そしてミハエルの後ろ、10番手を走っていました。もっと早く走れたんですが、彼を抜くチャンスはありませんでした」
「チャンスを見つけて彼に仕掛け、それはうまくいきました。たださっきも言ったように、その後でがむしゃらに攻めていて、バリアでレースを終えることになりました」