攻めの姿勢を変えないセバスチャン・ベッテル

2010年09月09日(木)
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ミスやクラッシュが続き批判が集まっているセバスチャン・ベッテル(レッドブル)だが、今シーズン残りのレースでも攻めの姿勢を変えるつもりはないと語った。

前戦ベルギーGPでは、タイトルを争うジェンソン・バトン(マクラーレン)を抜こうとしてコントロールを失い、バトンとクラッシュし、バトンをリタイアに追い込んだベッテル。マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュからは「クラッシュ小僧」と非難された。

しかし、ベッテルは『Speedweek(スピードウィーク)』へ、より慎重な走りを心がけることはないとして、こう語った。

「レースと、コーヒーで一服するのはわけが違う」

「僕は、チャンスがあれば勝つためにグリッドについているんだよ。勝利が転がり込んでくるのを待つだけじゃなく、攻めていかないといけないんだ」

ベッテルは、ベルギーGPでのバトンに対する追い抜きが大失敗だったことを認め、バトンへ電話で謝罪したことも明かした。

「僕は常に攻めようとしているし、それについては何も変わることはない。頭のスイッチを常にオンにして、リスクを計算するんだ」

「僕自身にも、僕のクルマにも、勝てる速さが十分に備わっていることは分かっているよ」とベッテルは話している。

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