ベルギーGPで優勝したことにより、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)がドライバーズ選手権の首位に返り咲いた。
今週末、変わりやすい天候が続いていたスパ・フランコルシャンで行われたベルギーGP決勝。予想されたとおり、レース中にも天候が刻々と変化する展開になり、レース前にわずか20ポイントだったトップ5のポイント差は、41ポイントにまで広がった。
最も大きく後れを取ることになったのはフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)。アロンソはレース序盤にルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)に接触されたことで後退すると、最終的にはぬれた縁石でスピンしてリタイアとなった。
また、ジェンソン・バトン(マクラーレン)もノーポイントに終わっている。セバスチャン・ベッテル(レッドブル)がバトンを抜こうとしたものの、ベッテルはブレーキングでコントロールを失ってバトンに突っ込み、バトンをリタイアに追い込むこととなった。