ピレリ、2011年はF1とGP2に同一のタイヤを供給

2010年08月20日(金)
ピレリ、2011年はF1とGP2に同一のタイヤを供給 thumbnail

ピレリが2011年にF1へ供給するタイヤは、GP2に供給されるものと、ほぼ同一なものになることが明らかになった。

2011年からの新タイヤサプライヤーであるピレリは18日(水)、2011年に向けた初のF1テストを完了。ニック・ハイドフェルドが走行を担当し、トヨタの2009年型車TF109が使用されていた。

しかし、この際に装着されたプロトタイプのタイヤは、最近にGP2の車両に装着されたものと同じであったことが明らかになった。

7月にポール・リカールで行われていたGP2テストは、ピレリのF1タイヤ開発とは関連のないものだと考えられ、大きな注目を集めることはなかった。

今週にムジェロで行われたテストには、ベン・ハンリーも参加し、2011年モデルのGP2マシンを走らせていたが、こちらもピレリのプロトタイプタイヤをテストしていた。

「目標どおりに進んでおり、今回のテストでは、分析すべき大量のデータを得ることができた。まさに、われわれが望んでいた状況だ」とピレリのモータースポーツ責任者ポール・ヘンベリーは語った。

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