ルノーは、バヴァリア・シティ・レーシング・イベントに参加するため、今週末オランダのロッテルダムに向かう。
ドライブを担当するのは、ビタリー・ペトロフだ。テストドライバーのタン・ホー・ピンが、先月ハンガロリンクで行われたGP2のレース中にけがをしており、回復しているものの今回はドライブしない。代わりにペトロフがステアリングを握る。また、テストドライバーのヤン・チャロウズもペトロフとともに、22日(日)のイベントに参加する。
タンは腰椎(ようつい)を骨折していた。リハビリが順調に進められているが、ルノーはどんなに小さなことでも不必要な危険を冒さないためにも、タンのドライブは中止する決断を下した。タンは、多くのファンの前でF1マシンを運転する機会を逃したことに失望しているが、ファンに会うためにイベントに向かい、ペトロフとチャロウズと一緒にサイン会に出席する予定。
ルノーは2007年以降、毎年このイベントに参加。昨年は5万人以上のファンがつめかけた。