2人の元F1ドライバーが、2010年タイトル獲得のため、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)を優遇させたチームの判断は正しいと語った。
ドイツGPでフェラーリはチームオーダーを発令し、アロンソにポジションを譲るようチームメートのフェリペ・マッサに指示した。これがファンやメディアからの非難を受けただけではなく、来月には世界モータースポーツ評議会でペナルティーが検討される予定だ。
しかし、ルノーでアロンソのチームメートを務めた経験があるネルソン・ピケJr.は、チームからのサポートを勝ち取るのはドライバーの責任だと語った。
「後からチームに加わってきたアロンソの方が速いのは、マッサにとってつらいことだろうね」
「でもフェラーリは、選手権リーダーとの差を埋めるチャンスをドライバーに与える機会を逃したりはしない」
「そういったことにならないようマッサが望むのなら、彼はアロンソよりも速く走ることに取り組まないといけない。それ以外、彼にできることはないよ」とピケJr.は『Istoe(イストエ)』誌にコメントした。