フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは、F1でのチームオーダー禁止が撤廃されることを望んでいると認めた。
『Bild(ビルト)』紙によると、ドメニカリは明確に「イエス」という言葉で答えていたようで、「F1はチームスポーツだ」とも語っていたという。
現在のF1では、スポーティングレギュレーションの39条1項でチームオーダーを禁じているが、前戦ドイツGPでフェラーリが示したように、実際は今でもチームオーダーは存在している。
チームオーダーを認めるべきだという意見もあり、ザウバーのチーム代表ペーター・ザウバーはこう語る。
「チームオーダーは認められるべきだ。F1では最終的に、チームの利益が優先されるのだから」
メルセデスGPのチーム代表ロス・ブラウンも、このように話している。
「ファンが歓迎しないのは分かっている。だが、競争という面と同じようにチームの利益を考慮した解決法に向け、FIA(国際自動車連盟)と各チームが協力すべきだ」