ドイツGPの初日でトップになったフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)は、慎重な姿勢を崩していないが、ライバル勢はフェラーリの速さを警戒している。
アロンソは、コンマ1秒以下の差でセバスチャン・ベッテル(レッドブル)を下し、ドイツGP初日でトップに立った。フェリペ・マッサ(フェラーリ)が3番手、マーク・ウェバー(レッドブル)が4番手に入ったことで、トップ4をフェラーリ勢とレッドブル勢で独占する結果になっている。
「フェラーリの競争力がかなり高そうだよ」とベッテルはセッション後に語った。
新型ディフューザーを持ち込み、パフォーマンスの向上を狙っていたマクラーレン勢は、午前中にルイス・ハミルトンがクラッシュするなど、厳しい初日となっていた。
ハミルトンはこの新ディフューザーについて、「まだ完ぺきじゃない」と語っているものの、今週末はこの新ディフューザーを使い続けるとみられる。
「新フロアを使い続けるというリスクは冒せると思う」マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは、ドイツのメディアへこうコメントした。