ロータスのヘイキ・コバライネンが、ドイツGPを前にした心境を語った。
ヘイキ・コバライネン
「ドイツでは、いつもいいレースになるし、ホッケンハイム(ドイツGP開催地)は暑くなることが多くて、ファンがサーキット全体を素晴らしい雰囲気で包むんだ。スタジアムセクションが特にすごくて、ホーンが鳴り響き、旗がはためいて、発炎筒の煙があがる。まるでサッカーのスタジアムにいるのかと思うほどだよ」
「それによって、観客として見るにもいい場所になっているし、ドライバーとしても素晴らしい。ファンで一杯のスタンドを見ることができて、もう最高だよ」
「サーキットそのものも素晴らしいんだ。ストレートの終わりにあるヘアピンでは追い抜くこともできるけど、ほかには前のクルマを抜ける場所があまりない。タイヤには比較的厳しいコースで、過去には暑さによってタイヤにブリスターができたこともあったけど、今年のブリヂストンタイヤでは、そういった問題も起きないと思う」
「ブリヂストンはスーパーソフトとハードを持ち込むから、2つのコンパウンドのパフォーマンスには大きな差がある。どんな週末になるのか楽しみにしているよ」