28日(日)に行われたレース・オブ・チャンピオンズ(RoC)で大クラッシュに見舞われていたヘイキ・コバライネン(ロータス)が、「ひどい脳震とう」のため、数日間ベッドで安静にするよう命じられた。
各カテゴリーのトップドライバーやトップライダーを集めて行われるRoCに参加したコバライネンだったが、アウディR8を走行中にスロットルが開いたままになり、クラッシュした。
コバライネン自身が明かしたところによると、クラッシュ時にコバライネンは30秒間にわたって意識を失っていたようで、その後、検査のため病院へ向かった。
29日(月)には自宅のあるスイスへ戻り、さらなる検査を受けていたコバライネンだが、頭痛と「ひどい脳震とう」があることから、「念のため自宅のベッドで安静にするよう言われた」ようだ。
コバライネンはツイッターで、「頭を強く打っていたから」数日以内に再び検査を受けるとつぶやいている。
また、このクラッシュ時にはコバライネンのガールフレンドであるキャサリン・ハイドが助手席に乗っていたが、当初はハイドに大きなケガはないと報じられていた。しかし、ハイドは骨盤に小さなヒビが入っており、脚の筋肉を負傷するなどしているようだ。
「私たちは2人とも、しばらくベッドで休むことになるわ」とハイドはコメントしている。