フォース・インディア、2011年はKERS搭載

2010年07月07日(水)
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フォース・インディアが、2011年にKERS(運動エネルギー回生システム)を搭載するようだ。

KERSの使用が初めて認められた昨年、フォース・インディアはKERSを搭載していなかった。そして今年は、全チームがKERSを搭載しないという紳士協定を結んだことから、どのチームもKERSを搭載していない。

しかし、来年にはこの紳士協定がなくなる見通しになっており、ドライバーを含めたクルマの最低重量が20kg引き上げられることもあり、KERSの有効性は高くなるとみられている。

また、2011年にはクルマの前後の重量配分が規定されることから、KERSの重量によるバランス面での不利も小さくなると思われる。

「KERSを搭載すること以外の選択肢はない」とフォース・インディアのオットマー・サフナウアーCOOは『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』へ語った。

だが『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、ザウバーやトロ・ロッソなどの独立系チームがKERSを搭載するのかまだ明らかになっておらず、新規チームはおそらく搭載しないだろうとも加えている。

独自にKERSを開発していないチームは、100万ユーロ(約1億1,000万円)でKERSの供給を受けることができる一方、独自開発の場合は、その開発費が1チームあたり500万ユーロ(約5億5,000万円)までに制限される。

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