レッドブルのオーナーであるディートリッヒ・マテシッツは、レッドブルが2010年のタイトルを獲得できると自信を持っている。
しかしマテシッツは、今シーズンこれまでのリザルトには失望してもいるようだ。
全19戦のうち、これまでに9戦を消化しているが、そのほとんどのレースでレッドブルは最速であることを見せつけてきた。
だが、所属するセバスチャン・ベッテルとマーク・ウェバーはそれぞれ、ドライバーズ選手権で3位と4位。コンストラクターズ選手権でも、マクラーレンに首位の座を奪われている。
「ドライバーとクルマには満足している」とマテシッツは『Salzburger Nachrichten(ザルツブルガー・ナッハリヒテン)』へ語り、さらに続けた。
「満足していないのはリザルトだ。数字上、われわれは追いかける立場ではなく、リードしているはずだった」
「これからは、失ったものを取り戻さなくてはならない」
また、レッドブルがタイトルを取れると思うか質問されると、マテシッツは次のように答えている。
「もちろんだ。ほかのことを考えるなど、バカげたことだよ」
「われわれのポテンシャルを持っていて、タイトルを取れないと考える者など、どこにいる?」