コバライネン、2011年もロータスに残留へ

2010年07月05日（月）

ヘイキ・コバライネン（ロータス）は、去年まで2シーズンを過ごしたマクラーレンよりも、ロータスの方が快適に感じられると認めた。

トップチームからグリッド最後尾のロータスへ移籍したコバライネンだが、『formule1.nl』へ不満はないと語っている。

「ロータスでは、すべて以前よりいい感じになっているよ」と語るコバライネンは、2008年と2009年にはルイス・ハミルトン（マクラーレン）のチームメートだった。しかし、チームから常に平等な扱いを受けられていないとして、コバライネンは今シーズンに向けてマクラーレンを離脱した。

「今はマクラーレンにいたころに比べると、僕がいろいろなことをコントロールしているという感覚がある」

「ほとんど全戦で僕は、どんなセットアップが必要か100％分かっているし、エンジニアが僕のことを理解してくれていて、僕のことを信頼してくれている」とコバライネンは加えた。

コバライネンは、マクラーレンでのことについて多く語らなかったものの、次のように述べている。

「文句を言うのは好きじゃないんだ。でも、今の僕が知っていることをあのときに知っていれば、いろいろなことを違うやり方でやっていたと思う」

ロータスは来年も、コバライネンとチームメートであるヤルノ・トゥルーリを残留させるとの見方が強い

チーフテクニカルオフィサーのマイク・ガスコインは、2010年の選手権を10位で終えることにより、商業的な恩恵を最大限に受けようとしてロータスが、2人の経験豊富なドライバーを雇うことに決めたと語った。

「スタートでクラッシュがあったり、雨か何かで波乱のレースになったりすれば、若く、経験のないドライバーよりも、ヘイキやヤルノの方がポイントを獲得する可能性が高い」とガスコインは加えている。

ヘイキ・コバライネン | ロータス