アロンソ、FIAへの非難を謝罪

2010年06月30日(水)
アロンソ、FIAへの非難を謝罪 thumbnail

ヨーロッパGP後、スチュワードがレースを「操作した」と主張し、統括団体FIA(国際自動車連盟)を非難していたフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が、謝罪するようなコメントを残した。

ルイス・ハミルトン(マクラーレン)はレース中、コースインしようとするセーフティカーをオーバーテイク。当然ハミルトンにはペナルティーが科されたものの、このペナルティーがハミルトンの順位に影響を与えるようなことはなかった。

その一方で、ハミルトンがセーフティカーを抜いたとき、アロンソはハミルトンのすぐ後ろを走っていたが、最終的に8位となった。そのためアロンソは激怒、スチュワードがレースを「操作した」と非難し、フェラーリもFIA批判を繰り返していた。

しかしアロンソは、フェラーリの公式ウェブサイトに掲載されているブログの中で、「レース直後よりもかなり冷静になった」としながら、FIAを批判するようなコメントを残したことについて、次のように釈明した。

「あの時僕は、感情的な反応をしてしまった。そういう状況では、誤った解釈をされるようなことを言って、疑惑を巻き起こしやすくなる。僕にそんな意図はなかった」

「もちろん、スチュワードの仕事が難しいもので、裁定を下すのが簡単ではないことを理解している」

「僕が言いたかったのは、残念なことに今回は、僕たちのようにレギュレーションを守ったドライバーが、レギュレーションに違反したドライバーよりも損をしたということなんだ。彼らはペナルティーを受けているのにね」

この記事をシェアする
関連トピックス
関連記事
前後の記事

前後の記事
F1 2010 ニュース一覧