ピレリ、BMWのF1マシンでタイヤテストか

2010年06月27日（日）

F1タイヤを開発するため、ピレリが数年前のBMWのF1マシンを使う可能性がある。

来季からF1タイヤサプライヤーになるピレリは、トヨタが2010年に向けて開発していたクルマを使う可能性も否定しなかったが、2011年シーズンへ向けた1回目の実走テストには、現行のGP2マシンを使うと明かした。

また、シーズン最終戦アブダビGP後に行われるテストでは、各チームがピレリタイヤでのテストを行うことも明らかになっている。

しかし、ピレリのモータースポーツ責任者ポール・ヘンベリーは、GP2マシンでテストした後、F1マシンでもテストをする必要があると認めた。

「われわれはそれ（GP2マシン）がいいスタート地点だと考えている。その後は、F1マシン、最新のものではなく、数年前のものになるだろう」

「その件については、各チームと話し合いを行っている。大切なのは、全員がブランドに同意することだ。例えば、BMWがいい選択肢になるかもしれない」とヘンベリーは『auto.it』へコメントした。

BMWは2009年にF1を撤退したが、パートナーだったザウバーが、以前と同じくヒンウィルを拠点にF1への参戦を続けている。

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