ニック・ハイドフェルド(ザウバー)が、DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)へ転向し、再びBMWと組むことに興味があると認めた。
2006年から2009年までハイドフェルドは、自身の母国ドイツの自動車メーカーであるBMWのF1チームに所属。今季は、BMWのF1チームを引き継いだザウバーへシーズン中に加入したものの、今季限りでザウバーのシートを失うことが決まっている。
BMWはすでにF1を撤退しており、2012年からDTMに参戦することが決まっているが、ハイドフェルドは『Auto Bild(アウト・ビルト)』へこう語った。
「F1での僕のキャリアは終わっていないけど、DTMに復帰するときにBMWと長期的な仕事をするのは興味深いことだね」
来年にはBMWのモータースポーツ責任者を退くことが決まっているマリオ・タイセンは、BMWのDTMチームがハイドフェルドのような才能を求めていると認め、次のようにコメントした。
「いい開発ドライバーを獲得することは重要になるだろう」