フェラーリがマクラーレンから経験豊富なエンジニアを引き抜いたのは、「賢い」ことだった。元F1ドライバーのヨス・フェルスタッペンがこう語っている。
マクラーレンに17年在籍し、最近まで2011年型車に取り組んでいた元チーフエンジニアのパット・フライは、アシスタント・テクニカルディレクターとして7月にフェラーリへ加入する。
「パット・フライを獲得したのは、賢いことだよ」とフェルスタッペンは『De Telegraaf(テレグラーフ)』紙のコラムで書き、さらに続けた。
「昨シーズンのように、今シーズンもフェラーリのパフォーマンスは十分とは言えない」
「これはドライバーの問題ではない。特にアロンソ(フェルナンド・アロンソ)のことは、高く評価しているよ」
「でも、フェラーリは近年、重要な人材を何人か失っていた。今でもその影響があると思う」