コスワース、KERS復活に向け設計変更に取り組む

2010年06月24日(木)
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2011年にKERS(運動エネルギー回生システム)が復活する見通しであることを受け、コスワースがエンジンの設計変更に取り組んでいる。

レギュレーション上は、今シーズンもKERSの搭載が認められているものの、F1チームが組織するFOTA(フォーミュラ1チームズ・アソシエーション)は紳士協定でKERSを使わないことに合意していた。

しかし、2011年はこの紳士協定が廃止されるとみられ、フェラーリ、メルセデス、ルノーのエンジンを使用する各チームは、来季にKERSを搭載すると示唆している。

コスワースはウィリアムズ、ロータス、ヴァージン、ヒスパニア・レーシングにエンジンを供給しているが、ウィリアムズも2011年のKERS搭載を示唆していた。

「われわれのV8エンジンの形状を新しくする必要がある。それに、いくつかの付属するパーツにも変更が必要だ」

「われわれのパートナーも、もし望むのならKERSを使うことができる」とコスワースのビジネスディレクターであるマーク・ギャラガーが、『auto.it』へ語った。

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