トロ・ロッソは2011年、フェラーリ製のKERS(運動エネルギー回生システム)を搭載する。
「フェラーリがKERSを使うのが主な理由だ」トロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストは、『motorline.cc』へこう説明した。
トロ・ロッソはフェラーリのエンジンを使用しており、トストは次のように続けた。
「それなので、エンジンに変更がある。特にフロント部分が変わる。仕様に関しては、代替案がない」
トロ・ロッソについては、オーナーであるレッドブル総帥ディートリッヒ・マテシッツが売却を検討しているとの憶測もあるが、トストはこれを否定する。
「彼がそんなことを言うのを聞いたことがない。以前からうわさはいろいろあるが、私が知る限り、現実になったものはない」
また、今後もレッドブルがオーナーであり続けるのか質問されると、トストは「そう願いたいものだ」と答えた。