ベッテル、バレンシアでFダクトは重要

2010年06月19日(土)
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レッドブルが、次戦のヨーロッパGPでFダクトシステムを搭載し、トップ争いに復活しようとしている。

以前は、レッドブルが今季のタイトルを獲得すると見られていたが、マクラーレンがトルコGPでペースをあげてレッドブルに迫ってきた。さらに、前戦のカナダGPでマクラーレンが1-2フィニッシュを飾っており、両チャンピオンシップでトップに躍り出ている。

レッドブルはトルコGPでFダクトの初期バージョンをテストしたが、カナダGPには持ち込まず、ファクトリーで開発することに専念した。

モントリオールと同じようにバレンシアの市街地コースは、ロングストレートと低速コーナーが組み合わさっているため、マクラーレンが得意としている。

セバスチャン・ベッテル(レッドブル)はカナダGPで4位に入ったが、この結果はすでに過去のことだと語っており、チームはバレンシアに向けて「完全に集中している」と付け加えた。

「そこ(バレンシア)で、重要なパーツの一部であるFダクトをクルマに搭載するんだ」とドイツの『Auto Bild Motorsport(アウト・ビルド・モートアシュポルト)』に語った。

「技術部門の責任者であるエイドリアン・ニューイは、新しいシステムを搭載するために最後の仕上げをファクトリーで行っていたため、カナダには来なかった」とベッテルは付け加えた。

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