ピレリが、今年の後半に数回特定のタイヤテストをトヨタのF1マシンで実施するかもしれない。
2011年から2013年までピレリがF1タイヤサプライヤーになるだろうと、最近報じられていた。
メルセデスGPのリザーブドライバーを務めるニック・ハイドフェルドが、タイヤテストのドライバーに浮上している。
タイヤテストが優先事項だとの意見に賛成しているステファノ・ドメニカリ(フェラーリ/チーム代表)が先日このように語っていた。「タイヤメーカーを決定し、来年のサプライヤーが決まり次第、できるだけ早く話し合うべき問題だ」
イタリアのミラノに拠点を置くピレリは、正式にタイヤサプライヤーとして発表されていない。しかし、F1の商業権保持者の代表を務めるバーニー・エクレストンとはすでに契約書にサインをしたと考えられている。
さらに、イタリアの『Autosprint(オートスプリント)』は、今季参戦している12チームが、カナダGPの週末に、ピレリとの契約についての同意書に署名したと伝えている。
次のステップは、FIA(国際自動車連盟)の合意となる。23日(水)のモータースポーツ評議会へ向けて、準備が進められている。
『Autosprint(オートスプリント)』誌は、ピレリとトヨタが今夏後半に、会談すると報じた。ケルンに本拠地を置くトヨタのF1マシンを使用してテストを行うことを話し合うという。
この解決案によって、1チームにアドバンテージを与えることなく、ピレリがデータを収集できることになる。