ピレリ、トヨタマシンでF1タイヤテスト実施か

2010年06月17日(木)
ピレリ、トヨタマシンでF1タイヤテスト実施か thumbnail

ピレリが、今年の後半に数回特定のタイヤテストをトヨタのF1マシンで実施するかもしれない。

2011年から2013年までピレリがF1タイヤサプライヤーになるだろうと、最近報じられていた。

メルセデスGPのリザーブドライバーを務めるニック・ハイドフェルドが、タイヤテストのドライバーに浮上している。

タイヤテストが優先事項だとの意見に賛成しているステファノ・ドメニカリ(フェラーリ/チーム代表)が先日このように語っていた。「タイヤメーカーを決定し、来年のサプライヤーが決まり次第、できるだけ早く話し合うべき問題だ」

イタリアのミラノに拠点を置くピレリは、正式にタイヤサプライヤーとして発表されていない。しかし、F1の商業権保持者の代表を務めるバーニー・エクレストンとはすでに契約書にサインをしたと考えられている。

さらに、イタリアの『Autosprint(オートスプリント)』は、今季参戦している12チームが、カナダGPの週末に、ピレリとの契約についての同意書に署名したと伝えている。

次のステップは、FIA(国際自動車連盟)の合意となる。23日(水)のモータースポーツ評議会へ向けて、準備が進められている。

『Autosprint(オートスプリント)』誌は、ピレリとトヨタが今夏後半に、会談すると報じた。ケルンに本拠地を置くトヨタのF1マシンを使用してテストを行うことを話し合うという。

この解決案によって、1チームにアドバンテージを与えることなく、ピレリがデータを収集できることになる。

この記事をシェアする
関連トピックス
関連記事
前後の記事

前後の記事
F1 2010 ニュース一覧