ベッテルをドイツ人ドライバーが批判

2010年06月15日(火)
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今年のクリスマスにセバスチャン・ベッテル(レッドブル)のもとには、2人のドイツ人F1ドライバーからクリスマスカードが届くことはなさそうだ。

スイスの『Blick(ブリック)』紙で長年F1記者を務めるロジャー・ブノワは、ベッテルやニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)と同じフライトでチューリッヒからモントリオールへ向かっていた。

ブノワによると、ベッテルとロズベルグは近い席に座っていたものの、あいさつをしていなかったばかりか、一言も会話を交わしていなかったという。

この冷戦状態の理由は明らかだとブノワは語る。数日前にロズベルグは、トルコGPでベッテルがチームメートのマーク・ウェバーとクラッシュしていたことについて、間違いなくベッテルにクラッシュの責任があるとコメントしていたのだ。

さらにベッテルはカナダGP後、エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)の怒りを買っていた。

ベッテルがメディアに明かしたところによると、レース後にベッテルはスーティルのもとへ行き、ミラーが落ちていたんじゃないのかと皮肉たっぷりにたずねたという。

これに対しスーティルは、「彼は黙るべきだ。自分のことをスーパースターだと思っているんだよ」と言い返した。

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