ハミルトン、罰金と戒告処分

2010年06月13日(日)
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カナダGPの予選後、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)に対して罰金と戒告処分が科された。

ハミルトンはカナダGPのポールポジション獲得後、ピットへ戻るインラップを非常に低速で走行。スチュワードはこれがレギュレーション違反に該当するか審議を行っていた。

マクラーレンはハミルトンに対し、コース脇にクルマを止めるよう指示していたが、国際映像でも放映されたマクラーレンのチーム無線によると、統括団体FIA(国際自動車連盟)がサンプル検査を行うために必要な燃料を残すためにクルマを止めろとのことだった。

これに対しスチュワードは、ハミルトンが予選後にピットへ戻るための最大時間を超過したと判断。1万ドル(約91万円)の罰金と戒告処分を科した。

スチュワードはグリッド降格処分を科さなかったが、ハミルトンはギリギリの燃料で走ることによってパフォーマンス面のアドバンテージを得ていることから、今後も予選後にコース上でクルマを止めるクルマが出てくることも考えられる。

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