ヒスパニア・レーシング(HRT)が、テスト兼リザーブドライバーである山本左近がブルーノ・セナに代わり、レースドライバーに昇格するとの憶測を否定した。
先日、セナに代わって、チームへより多くの資金を持ち込める左近がレースドライバーになる可能性があると報じられていた。
しかしHRTは、チーム代表コリン・コレスのインタビューを掲載しており、その中でコレスはセナとチームメートのカルン・チャンドックには満足しているとして、こう語っている。
「カルンとブルーノは、非常に才能豊かな若いドライバーであり、序盤戦でも順調に成長していた」
「この先のレースでもブルーノとカルンがいい働きをし、チームの全体的なパフォーマンスが向上することを期待しているし、そうなると自信を持っている」
またコレスは、最近に金曜のフリー走行でHRTのクルマを走らせた左近とクリスチャン・クリエン(テスト兼リザーブドライバー)が、2人とも「いい働きをしていた」と加えている。