マーク・ウェバー(レッドブル)は、今でもレッドブルとの契約更新間近と言える状態にあるようだ。
トルコGPを1-2で走行中、ウェバーとチームメートのセバスチャン・ベッテルが接触。当初チーム首脳陣がウェバーを非難していたことから、チーム内でのウェバーの立場が危ういものになるとの憶測が広がった。
ウェバーとレッドブルの契約は今年までになっているが、ウェバーは契約の更新交渉を行っていた。だがウェバーは、スペインGPとモナコGPで2戦連続ポール・トゥー・ウィンを達成しており、有利に交渉を進められるとの見方も強まっている中で起きたクラッシュだった。
イスタンブールでのクラッシュで、最も激しくウェバーを非難していたのがレッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコ。しかしマルコは1日(火)、2011年もウェバーがベッテルのチームメートになる可能性は高いと語った。
「手続き上の問題だけが残っているような状態であり、現在ウェバーと進めている作業も数日以内に完了するだろう」とマルコはテレビ番組『Sport und Talk aus dem Hangar 7(シュポルト・ウント・タルク・アオス・デム・ハンガー7)』でコメントしている。
またマルコは、「ウェバーは若手ではない」として、ウェバーとの契約が1年契約になる予定だと加えていた。