ヒスパニア・レーシング(HRT)のテスト兼リザーブドライバーになった山本左近が、同チームのレースドライバーであるブルーノ・セナのシートを獲得する可能性があるとイタリアのメディアが報じている。
こう報じているのはイタリアの『Autosprint(オートスプリント)』。左近は先日のトルコGPで、フリー走行1回目に出走し、HRTデビューを果たしたばかりだ。
ダラーラが供給した競争力の低いクルマで苦戦しているセナは最近、偉大な叔父アイルトン・セナのイメージに恥じない走りをすることに苦しんでいると語っていた。
「説明と不満は紙一重だよ」
「かなり難しい。でも、適切な場所、適切なチーム、適切なクルマさえあれば、僕もワールドチャンピオンになれる」とセナは語った。
しかし、トルコGPの予選でセナは、チームの中で初めてドライで他チームに勝っていたことから、今回のうわさが出てきたタイミングには疑問も残る。