チェコのブルノで23日(日)、FIA GT1世界選手権の第3戦が行われ、ロメ・グロジャン/トマス・ムッチュ組のマテック・フォードGTが今季2勝目を記録した。
6番手からスタートしたものの、スタートで順位を落としたグロジャンだったが、2回目のセーフティカーが導入されたときには4番手にまで浮上。ピットストップでも順位を上げ、交代したムッチュがトップに立ち、優勝した。
ポールからスタートしたアンドレア・ベルトリーニ/ミハエル・バルテルス組のビタフォン・マセラティMC12は、ペナルティーを受けたためにポジションを落とし、トマス・エンゲ/ダレン・ターナー組のヤングドライバー・アストンマーチンDB9が2位に入った。
3位には、ミハエル・クルム/ピーター・ダンブレック組のスモーパワーGTニッサンGT-Rが入っている。スイス・レーシングの荒聖治/マックス・ニルソン組ニッサンGT-Rは15位だった。