レッドブルがタイトル争いの相手として考えているのは、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)とルイス・ハミルトン(マクラーレン)のみだ。
こう語るのは、レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコ。現チャンピオンのジェンソン・バトン(マクラーレン)、2008年の選手権2位フェリペ・マッサ(フェラーリ)、メルセデスのワークスチームであるメルセデスGPの2人などはタイトル候補ではないとのこと。
「今年のタイトルに向けてわれわれが恐れているのは2人。現在、絶頂期にいるフェルナンド・アロンソと、ルイス・ハミルトンだ」
「ほかドライバーはあまり気にならない」とマルコは『APA』通信へ語った。
2010年のF1ではRB6が最速のクルマとの評価を得ており、当然マルコもレッドブルがタイトル候補だと考えている。
「今のパッケージがあれば、当然タイトルを狙っていく必要がある。来年以降も同じことだ」
「われわれには、変化に対応するのに必要な人材もツールもそろっている。2008年と2009年にもレース優勝できるクルマを造ってきた。3年連続でトップのクルマを造ったのだから、まぐれだなんて言わせない」とマルコは加えた。