マクラーレンの元チーフエンジニア、パット・フライの移籍先候補が明らかになった。
マクラーレンでは、エンジニアチームを2つ編成し、交代でクルマの開発を担当する方式を採用している。フライはそのうちの1チームを率いて、2009年型車MP4-24の開発を担当。2010年は来年に向けたクルマMP4-26の開発を行っていた。
F1では、地位の高い技術スタッフがチームを離れる際には、情報漏えいなどを防ぐために「ガーデニング休暇」と呼ばれる期間を設定し、すぐに他チームへ移籍しないようにするのが通例になっている。
フライも6ヶ月のガーデニング休暇に入ったばかりであるものの、『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙はフライが、レッドブル、メルセデスGP、トロ・ロッソ、フォース・インディアへ移籍する可能性があると報じた。