フェラーリのフェルナンド・アロンソは、モナコGPフリー走行1回目で32周を周回して、ベストタイムは1分15秒927でトップ。フリー走行2回目では、36周を周回してベストタイムは1分14秒904でトップになっている。
フェルナンド・アロンソ
「まだ木曜だよ。だから、今日の僕たちの主な目的は、タイヤの反応を把握することと、このサーキットに慣れることだった。このコースでは、大きくセットアップを変更することで0.05秒短縮できるかもしれないけど、自分のドライビングを信じることでコンマ5秒短縮できる」
「だから僕たちは、クルマの感触をよくすること、そして運転しやすくすることに取り組んでいた。まだやるべきことは多いし、向上の余地もかなり大きい」
「これからの数日、いろいろなカテゴリーでたくさんのクルマが走ることを考えれば、土曜(15日)までに路面のコンディションが改善していくと思う。2日後には、またバランスのいいクルマに乗れることを願っているよ」
「バルセロナでの予選でレッドブルが強さを見せてから、悲観するような意見が出たことも理解できるけど、僕たちはここで、空力の純粋なダンフォースよりも適切なセットアップの方が大きな差を生み出せることを確認できた。去年にはキミ(ライコネン)が、F10よりも大きくポテンシャルが低いクルマでポール獲得寸前になっていたしね」