2010年モナコGP木曜プラクティス2回目の結果

2010年F1第6戦モナコGPが5月13日（木）、モンテカルロ市街地サーキット（1周／3.340km、5月16日決勝78周／260.520km）で開幕し、現地時間14時（日本時間21時）から90分間、プラクティス2回目が行われた。

現地時間10時から行われた1回目のセッションでは、ただ1人だけ1分15秒台のタイムを記録したフェルナンド・アロンソ（フェラーリ）がトップに。2番手はセバスチャン・ベッテル（レッドブル）、3番手はロバート・クビサ（ルノー）だった。

セッション開始時の天候は晴れ、気温21℃、路面温度は40℃。このセッションでまずトップに立ったのはクビサ。その後、フェリペ・マッサ（フェラーリ）とアロンソが続けざまにトップタイムを更新。アロンソだけが1分14秒台のタイムを記録した。

セッション中盤から雨が降り始めたものの、本格的な雨になることはなく、各車とも走行を続けていた。セッション終盤には上位勢で大きく順位が変動することはなく、アロンソがトップのままセッション終了となった。アロンソのタイムは1分14秒904だった。

2位から5位までの結果は次のとおり。

2位ニコ・ロズベルグ（メルセデスGP）1分15秒013、3位セバスチャン・ベッテル（レッドブル）1分15秒099、4位フェリペ・マッサ（フェラーリ）1分15秒120、5位ミハエル・シューマッハ（メルセデスGP）1分15秒143。

小林可夢偉（ザウバー）は17位だった。

【セッションレポート】
セッションが始まると各車が続々とコースインし、周回を重ねるたびにタイムを更新していき、目まぐるしく順位が入れ替わっていた。

開始約20分、リアを滑らせながらタイムを更新したクビサがトップに。この時点でクビサは、午前中にアロンソが記録したトップタイムを上回っている。開始約30分までマーク・ウェバー（レッドブル）がソフト側のタイヤで走行し、自身のタイムを更新していたが、クビサのタイムには届かず、2番手にとどまっている。

開始約35分、フェリペ・マッサ（フェラーリ）がトップタイムを更新すると、その直後アロンソがさらにマッサのタイムを更新した。フェラーリの2台はソフト側のタイヤで走行している。その後アロンソがさらにタイムを更新。1分14秒台のタイムを記録した。

開始約45分、ニコ・ロズベルグ（メルセデスGP）がソフト側のタイヤでタイムを更新し、2番手に浮上。その後、チームメートのミハエル・シューマッハもソフト側のタイヤでタイムを更新し、4番手に上がっている。

残り約35分、ベッテルがソフト側のタイヤでタイムを更新して3番手に浮上。このころからコース上では雨が降り始めた。しかし、本格的な雨になるようなことはなく、各車とも走行を続けている。

残り約15分、クビサがソフト側のタイヤでタイムを更新したものの、大きくポジションを上げることはなく、6番手になった。その後、雨の影響もあるのかタイムが更新されない時間が続いた。

結局、アロンソがトップのままセッションが終了した。

モナコGPでは明日14日（金）が休息日となり、プラクティス3回目は明後日15日（土）、現地時間11時（日本時間18時）から行われる。

2010年F1ドライバー

2010年F1チーム

世界選手権

フォーミュラカー

市販車ベース