メルセデスGPが、モナコGPに新しいモーターホームを投入している。
スペインGPでメルセデスGPは、DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)で使用されているモーターホームを使っていたが、そのころモナコでは新モーターホームが初めて組み立てられていた。
メルセデスGPはチームの公式Twitterアカウントで、3階建てのオフィスビルのようになっている新モーターホームの画像を公開している。
ドイツのメディアはこの新モーターホームについて、200万ユーロ(約2億3,500万円)のコストがかかったと報じた。なお、レッドブルのモーターホームであるエナジーステーションのコストは、1,500万ユーロ(約17億6,000万円)だと言われている。
メルセデスGPとレッドブルのモーターホームはすでに組み立てが終わっているが、スペインからモナコへ一番に到着したモーターホームはルノーのものだった。ルノーは昨年にF1を撤退したトヨタから購入したモーターホームを使用していると報じられている。
一方で、マクラーレンのモーターホーム“ブランドセンター”は解体に時間がかかることから、10日(月)夜の段階ではモナコに到着していなかった。