ハミルトン、アロンソのドライビングを非難

2010年05月08日(土)
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かつてマクラーレンで激しいチーム内バトルを展開したフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)とルイス・ハミルトン(マクラーレン)が、言葉の応酬を始めており、両者が再び対立する可能性もでてきた。

3年前にはアロンソとハミルトンがマクラーレン内で激しく対立。2年前のカタルーニャ・サーキットでは、冬のテストで一部のファンがハミルトンに対する人種差別的な行動を取る事態にまで発展した。

このような苦い思い出があるカタルーニャ・サーキットでハミルトンが、次こそハミルトンはペナルティーを受けるはずだと語っていたアロンソのコメントに反論している。

今シーズンのハミルトンは、レース中のドライビングによりスチュワードから警告や戒告処分を受けているが、アロンソはこれがペナルティーに値するものだったと語り、「もし次に何かをしたら、たとえそれが小さなことでも、ペナルティーが出る」とコメントしていた。

これに対してハミルトンは、中国GPでアロンソが、ピットレーンへのエントリーロードでチームメートのフェリペ・マッサを抜き、マッサがエントリーロードから押し出されるような形になったことについて、アロンソを非難した。

「僕はあんな走りをしたことはないよ。僕なら彼がしたようなことはしないね」とハミルトンは『PA Sport(PAスポーツ)』へ語り、さらに続けた。

「フェリペにとって最悪な結末になる可能性もあった。彼はレースを終えていたかもしれないよ」

また、カタルーニャ・サーキットでは、再びハミルトンに対する悪意が目についいる。サーキットのアクセストンネルにハミルトンのポスターがあったが、ハミルトンの顔の部分が切られていた。

「みんな僕のことを攻撃的だと言うけど、なぜそんなことを言われるのか分からない。僕はただ、大きな情熱とともに走っているだけなんだよ。攻撃的なんじゃなくて、情熱的なんだ」とハミルトンは話している。

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