BMWが、2012年からDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)に参戦する意向を示した。
2000年からF1へ復帰したBMWだったが、2009年シーズン限りでF1からは撤退している。
BMWが29日(木)に発表した声明によると、「特定の基本的な条件」があるものの、2012年からのDTM参戦に取締役会が賛成したようだ。今後、DTMの統括団体ITRがこの条件を検討することになる。
「(ITRの)決断は今年中に出るとみられている」とBMWは発表した。
BMWの取締役会メンバーであるクラウス・ドレーガーは、次のようなコメントを残している。
「われわれは今回のことを、F1に別れを告げたわれわれがルーツへ戻り、この分野へのかかわりを拡大していく一貫したステップだと考えている」