今年に初開催される予定だった韓国GPだが、中止になる可能性があるようだ。
ドイツの『Focus(フォーカス)』誌によると、ヨンアムで韓国インターナショナル・サーキットの建設が進んでいるものの、10月に予定されているレースまでに建設が完了しない可能性があるという。
サーキット建設に関しては深刻な問題があると報じられていたため、F1最高権威バーニー・エクレストンがマレーシアGP後、直接韓国を訪れていた。
報道によると、エクレストンは数日以内に韓国GPをキャンセルするか決断するとのことだ。2010年は全19戦が予定されていたが、韓国GPがキャンセルになれば全18戦で戦われることになる。
多くの近代F1サーキット同様、今回もヘルマン・ティルケの会社がサーキットのデザインを担当したが、他のサーキットとは異なり、実際のサーキット建設にティルケの会社は、アドバイザーとしてかかわっているのみであるようだ。
「私は初めて、サーキット建設が予定通りに終了しないのではないかと心配している」とティルケは語った。
2010年韓国GPのチケット販売はすでに始まっているが、『Focus(フォーカス)』誌は来年からの開催になる可能性もあると報じている。