2010年マレーシアGP土曜プラクティスの結果

2010年04月03日（土）

2010年F1第3戦マレーシアGPが4月3日（土）、セパン・インターナショナル・サーキット（1周／5.543km、4月4日決勝56周／310.408km）で2日目を迎え、現地時間13時（日本時間14時）から60分間、プラクティス3回目が行われた。

前日に行われたフリー走行では、2回のセッションともルイス・ハミルトン（マクラーレン）がトップになった。また、これまで2戦連続でトラブルにより優勝を逃しているレッドブルは、両ドライバーともトラブルに悩まされていた。

セッション開始時の天候は晴れ、気温31℃、路面温度46℃。セッション序盤には、再びハミルトンがトップに立った。その後、雨が予想されていることもあり、セッション中盤からソフト側での走行を始めるクルマもいたが、ここでもハミルトンがトップを維持。

セッション終盤に他のドライバーがソフト側での走行を始めると、マーク・ウェバー（レッドブル）がハミルトンのトップタイムを更新。その後、誰もウェバーのタイムを更新することはなく、ウェバーがトップのままセッションが終了した。ウェバーのタイムは1分33秒542だった。

2位から5位までの結果は次のとおり。

2位ルイス・ハミルトン（マクラーレン）1分33秒559、3位セバスチャン・ベッテル（レッドブル）1分33秒587、4位フェルナンド・アロンソ（フェラーリ）1分33秒751、5位ミハエル・シューマッハ（メルセデスGP）1分33秒992。

小林可夢偉（ザウバー）は18位だった。

【セッションレポート】
セッションが始まると今回がチームの母国グランプリになるロータスの2台を先頭に各車がコースイン。開始から約10分でニコ・ロズベルグ（メルセデスGP）を除く全車がインストレーションラップを終えた。

インストレーションラップを終えると、すぐにペドロ・デ・ラ・ロサ（ザウバー）が走行を開始。その後ロズベルグも走行を開始し、ほぼ全車が1回目の走行を終えた段階でトップにいるのはハミルトン。2番手にフェルナンド・アロンソ（フェラーリ）、3番手にミハエル・シューマッハ（メルセデスGP）がつけている。

セッション中盤から雨が降り始めると予想されているようで、セッション開始から30分ほどのところでソフト側のタイヤでの走行を始めるドライバーもいた。マクラーレンの2台もここでソフト側のタイヤを投入し、ハミルトンが自身のトップタイムを更新した。ここでメルセデスGPの2台もタイムを更新し、シューマッハが2番手、ロズベルグが3番手に浮上している。

セッション終盤になると、セッション中盤にソフト側のタイヤを使わなかったドライバーもソフト側のタイヤで走行を開始。まずはマーク・ウェバー（レッドブル）が2番手に浮上した。その後、アロンソが4番手に。だが、ウェバーが再びタイムを更新してトップに立つ。アロンソもタイムを更新して3番手に浮上。

結局、その後セバスチャン・ベッテル（レッドブル）がタイムを更新したものの、ウェバーのタイムは更新できず、ウェバーがトップでこのセッションは終了した。

マレーシアGP公式予選は、このあと現地時間16時（日本時間17時）から行われる。