ルイス・ハミルトン(マクラーレン)が、新マネジャーになるという申し出を多数受けていると明かした。
2010年シーズン開幕前、これまでハミルトンのマネジャーを務めていた父アンソニーが、ハミルトンのマネジメントから離れたことが明らかになった。
後任候補としては、元F1ドライバーで、デビッド・クルサードなどのマネジメントを担当していた解説者マーティン・ブランドルや、元チャンピオンであるミカ・ハッキネンの名が挙がっている。
F1の公式ウェブサイトに掲載されたハミルトンとF1最高権威バーニー・エクレストンの対談の中で、ハミルトンは次のように語っている。
「正直に言って、たくさんの連絡をもらったけど、急いで決めるつもりはないんだ」
「僕は素晴らしいチームにいて、周りには有能な人たちがたくさんいるから、今はマネジャーが必要ないんだよ」
エクレストンも、ハミルトンにこのままマネジャーをつけないようアドバイスしている。
自分もマネジャーになることを申し出たとジョークを交えながら、エクレストンはこう語った。
「ドライバーにマネジャーは必要ない」
「ゲルハルト・ベルガーがいい例だ。彼はマネジャーを雇わずに、当時走っていた他の誰よりも多くのお金を稼いでいた」