ルノーが、新たにエンジンに変更を加えることを認められたとの報道を否定した。
現在のF1で最強とされているメルセデスエンジンに対抗するため、ルノーやルノーエンジンを使用するレッドブルが、統括団体FIA(国際自動車連盟)にエンジンの改良を申請したと報じられていた。
レッドブルのクリスチャン・ホーナー(チーム代表)も先月、次のように語っていた。
「他のメーカーに対抗できないからといって、今年またエンジンメーカーを失うようなことがあれば、大惨事になるだろう」
純粋なパフォーマンス向上や燃費向上を目的とした改良以外の変更は認められたと報じられているが、ルノーは22日(月)、この情報が最新のものではないと指摘した。
ルノーの関係者によると、FIAが改良を「つい最近に認めた」のではなく、改良はすべて開幕前に行われたとのことだ。
さらに、これらの変更はすべてコスト削減や信頼性を目的としてルールに従って行われており、「全エンジンメーカー」が同じようにFIAとの話し合いを行っているようだ。