ジェンソン・バトン(マクラーレン)が23日(火)、ホールデン・コモドアに乗り込んでV8スーパーカーを満喫した。
ボーダフォンのスポンサーイベントでバトンは、V8スーパーカーのチャンピオンであるジェイミー・ウィンカップのクルマに乗り込み、アルバート・パークを数周走行した。
バトンはV8スーパーカーの走りが「かなり良かった」と興奮しながら話す一方、ブリヂストンの溝付きタイヤを装着したマクラーレンの2008年型車に乗ったウィンカップも大興奮だった。
ジェット戦闘機に乗ること、宇宙へ行くこと、そしてF1に乗ることが夢だったと語るウィンカップは、「信じられない」という言葉を連発していた。
「信じられなかったよ。説明なんてできるものじゃない」
「クルマはすべて順調だったよ」と語るウィンカップだったが、コーナーへ向けたブレーキングが早すぎたことを認めていた。
「頭にかかる負荷は信じられないほどだった。僕のクルマとは比べものにならないくらいのGだったよ。加速もブレーキングも、今まであんなものは経験したことがない」
「彼らのことを心から尊敬する。あのペースでグランプリを走りきるなんて、信じられない」とウィンカップは加えた。
この日のメルボルンは曇っており、風も強かった。今週は曇りの予報が多くなっているが、雨が降る可能性は低いと言われている。
マクラーレンは、オーストラリアGPがバーレーンGPよりもいい週末になることを期待しているが、現状では他の2チームのペースが抜きんでていることをバトンは語る。
「レッドブルがかなり強力だってことは認めないとね。バーレーンでは、レッドブルとフェラーリがかなり速かった」