バトン、早くもアルバート・パークを走る

2010年03月23日(火)
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ジェンソン・バトン(マクラーレン)が23日(火)、ホールデン・コモドアに乗り込んでV8スーパーカーを満喫した。

ボーダフォンのスポンサーイベントでバトンは、V8スーパーカーのチャンピオンであるジェイミー・ウィンカップのクルマに乗り込み、アルバート・パークを数周走行した。

バトンはV8スーパーカーの走りが「かなり良かった」と興奮しながら話す一方、ブリヂストンの溝付きタイヤを装着したマクラーレンの2008年型車に乗ったウィンカップも大興奮だった。

ジェット戦闘機に乗ること、宇宙へ行くこと、そしてF1に乗ることが夢だったと語るウィンカップは、「信じられない」という言葉を連発していた。

「信じられなかったよ。説明なんてできるものじゃない」

「クルマはすべて順調だったよ」と語るウィンカップだったが、コーナーへ向けたブレーキングが早すぎたことを認めていた。

「頭にかかる負荷は信じられないほどだった。僕のクルマとは比べものにならないくらいのGだったよ。加速もブレーキングも、今まであんなものは経験したことがない」

「彼らのことを心から尊敬する。あのペースでグランプリを走りきるなんて、信じられない」とウィンカップは加えた。

この日のメルボルンは曇っており、風も強かった。今週は曇りの予報が多くなっているが、雨が降る可能性は低いと言われている。

マクラーレンは、オーストラリアGPがバーレーンGPよりもいい週末になることを期待しているが、現状では他の2チームのペースが抜きんでていることをバトンは語る。

「レッドブルがかなり強力だってことは認めないとね。バーレーンでは、レッドブルとフェラーリがかなり速かった」

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