ブリヂストン、F1タイヤ供給継続の可能性を否定

2010年03月23日(火)
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ブリヂストンは、2010年シーズン限りでF1へのタイヤ供給を終了させるという決断を再検討していないようだ。

F1最高権威のバーニー・エクレストンや、統括団体FIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長、そのほかにも複数のトップチームがブリヂストンのタイヤ供給継続を希望していると報じられていた。

2011年に向けては新しいタイヤ・サプライヤーを見つける必要があり、F1へのタイヤ供給には長い準備期間が必要になるものの、FIAはいまだに入札すら開始していない。

「後任(のメーカー)を見つけることはできるだろう。だが、彼ら(ブリヂストン)が再検討してくれることを願っている。そのために働きかけている」とエクレストンは語っていた。

またトッドは、ブリヂストンが供給終了を決断したのは、F1が「持続性、環境や気候の変動」を重視していないためだとして、次のように加えた。

「それなら、われわれが実施しようとしていることを考えれば、彼らが考え方を変えてくれるか? 私には分からない」

もしチーム側がタイヤの料金を支払い、ブリヂストンのコストが軽減されれば、ブリヂストンが供給を継続するのではないかとも示唆されていた。

だが、ブリヂストン・モータースポーツのスポークスウーマンは22日(月)、次のように語っている。

「われわれの立場は変わっていません」

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