ヒスパニア・レーシングは、今週末のバーレーンGPを欠席したほうが良かったのかもしれない。チーム創設者のアドリアン・カンポスがこう語った。
カンポスはチーム会長のホセ・ラモン・カラバンテへチームを引き継ぎ、コリン・コレスがチーム代表になったが、今でも上級副会長としてチームにとどまっている。
カンポスは『Onda Cero(オンダ・セロ)』ラジオへ、テストを行っていないクルマでグランプリへ参加したことで、今週末のヒスパニア・レーシングが「こっけい」に見える可能性があると語った。
ドライバーであるブルーノ・セナは午前中に3周、午後に17周走ることができたが、チームメートのカルン・チャンドックは1周も走らずに初日を終えている。
また、2回目のセッション終了直後には、セナのホイールからパーツが脱落し、セナはコース上にクルマを止めていた。
「エントリー関連の問題を抱えないためにバーレーンへ行く必要があった。そのためわれわれの目標は、自分たちにできることをすることだ」とカンポスは認めている。