地元政府もオーストラリアGP移転の可能性を認める

2010年03月07日(日)
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オーストラリアGPの移転を支持しているのはF1を統括するFIA(国際自動車連盟)だけではなく、F1最高権威バーニー・エクレストンと地元政府も支持しているようだ。

先週には、現在の開催地アルバート・パークから車で約40分の距離にあるアバロン空港近くに常設サーキットを建設する2億ドル(約159億円)の計画について、FIAが実現性を調査するために資金を提供したと報じられていた。

アルバート・パークの現在の契約は2015年までになっているが、納税者が負担して補われているコストの高騰により、開催継続に関する論争が根強く残っている。

『Sunday Herald Sun(サンデー・ヘラルド・サン)』紙は、2015年以降に移転する可能性を認めるビクトリア州のジョン・ブランビー首相の次のようなコメントを掲載した。

「1つ(の選択肢)は、アルバート・パークで続けること。2つ目はグランプリをやめること。そして3つ目は、他へ移転させることだ」

エクレストンはコメントを出していないが、スポークスマンによると、エクレストンは照明のもとでオーストラリアGPを開催するあらゆる動きを支持しているとのことだ。

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