ハイメ・アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)の父が、アルグエルスアリは2010年のシートを失う寸前だったとの報道を認めた。
アルグエルスアリの残留が発表されるまで、トロ・ロッソはアルグエルスアリに対してスポンサーによる資金の持ち込みを要求しているとうわさされていた。
「あの時点で、(うわさは)事実だった」
「スペインのほとんどの大企業に行ったが、トスト(フランツ・トスト/トロ・ロッソのチーム代表)へ何も得られなかったと伝えざるを得なかった。彼も困っていたよ」
「しかし、最終的にはすべてうまくいった」ワールドシリーズ・バイ・ルノーの運営にもかかわっているアルグエルスアリの父はこう語った。
『El Pais(エル・パイス)』紙は、アルグエルスアリの2010年の報酬が30万ユーロ(約3,600万円)だとしているが、いまだにスポンサーからの支援は得られていないと報じた。
また『El Pais(エル・パイス)』紙によると、アルグエルスアリの残留を決定したのは、トロ・ロッソのオーナーであるレッドブルのモータースポーツアドバイザー、ヘルムート・マルコであったようだ。