スーティル、フォース・インディア残留は「賢明な」判断

2010年02月27日(土)
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エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)が、2010年にトップチームへ移籍するのではなく、フォース・インディアに残留したのは賢明な判断だったと語った。

フォース・インディアは昨年のシーズン終了後、スーティルとの契約のオプションを行使し、このオプションが有効になるにはスーティルのサインも必要だったが、その後スーティルも契約にサインしていた。

かつては最後尾が指定席だったフォース・インディアだが、2009年は目覚しい活躍を見せ、ベルギーGPではチーム初となるポイントと表彰台を獲得した。

スーティルがついにトップチームへ移籍するとの憶測もがあったが、なぜトップチームへ移籍せずにフォース・インディアに残留したのか『sport1.de』がスーティルに聞いている。

「これが最も賢明(な選択肢)だったんだよ」

「他のチームとも接触していたけど、誰も将来のことを分かっていなかった」

「それに、トップチームと言われているチームでは、すぐに決断が出ないことも明らかだったからね。待つのはリスクになっていたと思う」

「去年は(フォース・インディアが)向上していたから、契約にサインすることを決めて、安全な場所を確保した」とスーティルは答えている。

さらにスーティルは、2010年もフォース・インディアに残留したのは、「明日の百より今日の五十」だったのかと質問され、こう答えた。

「他のドライバーにも言えることだと思う。心配していたドライバーは多いよ。それに、ニック・ハイドフェルド(メルセデスGP/リザーブドライバー)は(レースドライバー)契約を結べなかった。彼は長く待ちすぎてもいたからね」

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