「私は興奮していたので、今日の発表はとても感動的なものになった。私にとってフェラーリは、家族と同様、人生で最も重要なものだ」ルカ・ディ・モンテゼモーロ会長の言葉とともに、F10の発表会が始まった。
また、フェラーリのドライバーについて、モンテゼモーロは次のように語った。
「フェラーリがライコネン(キミ・ライコネン)の獲得を決めた2005年、もう1人の候補が、今人生の重要な時期を迎えているアロンソ(フェルナンド・アロンソ)だった」
メディアからは、F1の改革と安定についても多くの質問があった。
「F1には、大きく分けて3つのことが大幅に改革されたシーズンが必要だ。1つ目は技術。最先端をいく必要があり、市販車のためにも革新的な技術であることが必要だ」
ルールについてのモンテゼモーロの意見は、こういったものだった。
「多くの燃料を積む必要がなく、タイヤ選択も自由な予選が好きだ。これは、われわれ全員にとってのスタートだ。各チーム側と連盟側は前を向いて、多くのことを達成できると思っている」
あるジャーナリストからバレンティーノ・ロッシがフェラーリへ加入する可能性について質問されると、モンテゼモーロはこう答えた。
「少し一般的な話をしたい。私は3台目の可能性について言及したが、フェラーリが3台を走らせるとは言っていない。小さなチームから出ている反対意見は認識している」
またロッシについてのコメントは、次のようなものだった。
「彼は友人であり、誰もが認めるチャンピオンで、エミリア・ロマーニャ出身の、F1とエンジンの大ファンであり、F1チャンピオンになる可能性を秘めた男だ」
「もし2011年にチャンスがあり、彼がそれを望み、テストをしてF1に慣れる可能性があるのなら、否定する理由があるか?」
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