ピケJr.、F1のオファーを断っていた

2010年01月20日(水)
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ネルソン・ピケJr.が、F1チームからのオファーを断っていたことを明かした。

昨年にルノーのシートを失った後、2008年のシンガポールGPで故意にクラッシュしていたことを告白し、いわゆる“クラッシュゲート”スキャンダルの中心にいたピケJr.だが、今年はNASCARのトラック・シリーズに参戦する。

先週にもフロリダでテストを行っていたピケJr.は、F1から離れる決心をしたと認めている。

「もし僕が望めば、(F1に)残ることもできた」カンポスへの加入もうわさされていたピケJr.はこう語り、さらに続けた。

「あるチームが僕にオファーを出してきた」

「ただ僕は、あそこ(F1)でのことに嫌気がさしていたし、もうたくさんだと思っていたんだ」

またピケJr.は、NASCARへの転向がステップダウンではないとも語っている。

「クルマの技術としては低くなっているかもしれないけど、あらゆる面で大きなスポーツだと理解していれば、F1よりも厳しいってことが分かるよ」とピケJr.は語った。

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